(出典: ヌメロ・トウキョウ)
日本を代表する歌姫・宇多田ヒカルさんは、今なお世界中から注目を集めています。現在はロンドンを拠点に暮らしながら、音楽活動を続けており、その独自のスタイルは多くのファンを魅了し続けています。
デビュー当時から圧倒的な歌唱力と才能で話題をさらい、数々のヒット曲を生み出してきた彼女ですが、私生活では結婚や離婚を経験し、波乱に満ちた人生を歩んできました。
プライベートな出来事も大きく報じられる一方で、そのすべてを糧にしたような深みのある楽曲は、多くの人の心に寄り添っています。
この記事では、宇多田ヒカルさんの現在の住まいやライフスタイル、さらに結婚や離婚といった人生の転機についても、わかりやすくご紹介していきます。
宇多田ヒカルの現在
(出典:音楽ナタリー)
精力的な音楽活動を続ける宇多田ヒカル
宇多田ヒカルさんは、1998年のデビューから日本の音楽シーンを大きく変えてきました。現在もその存在感は健在で、近年ではアルバム「BADモード」や配信シングルを次々にリリースし、国内外で高く評価されています。特にストリーミングサービスを通じて、若い世代のファン層を新たに獲得しているのも特徴です。さらに映画やドラマの主題歌を担当する機会も多く、幅広い世代に支持されています。
世界を意識したグローバルな活動
宇多田さんの活動は、日本にとどまらず世界へと広がっています。英語と日本語を自在に操るバイリンガルアーティストとして、海外のアーティストとのコラボレーションや欧米での音楽配信にも力を入れています。YouTubeやSNSを通じて、ファンと距離の近い発信を行っているのも魅力です。ライブ配信形式の「オンラインコンサート」も話題を呼び、従来の音楽活動の枠を超えた挑戦を続けています。
現在の住まいとプライベート
宇多田ヒカルさんは、これまでロンドンやニューヨークなど海外を拠点に生活してきたことで知られています。現在もイギリスを中心に活動しているとされ、海外の落ち着いた環境で音楽制作に取り組んでいます。プライベートでは一児の母として子育てにも力を注いでおり、生活と音楽活動を両立させているのが特徴です。SNSでは、日常の一コマや思いを率直に発信し、ファンにとってはその素顔が垣間見える貴重な場となっています。
進化し続けるアーティスト像
宇多田ヒカルさんは、ただヒット曲を歌うアーティストではなく、自ら作詞作曲を手掛け、常に新しいサウンドを追求し続けています。その姿勢はデビュー当時から変わらず、むしろ経験を重ねることで深みを増しています。日本の音楽界を代表する存在であると同時に、世界に通用するアーティストとして、今後の活動にも大きな注目が集まっています。
宇多田ヒカルの過去の結婚について
(出典:grape)
宇多田ヒカルさんはこれまで2度の結婚生活がありました。
最初の結婚(2002~2007)
宇多田ヒカルさんの最初の結婚は2002年。
お相手は映像作家であり映画監督である、紀里谷和明さんでした。
ふたりの出会いは、宇多田ヒカルさんのアルバム「Distance」のCDジャケットを紀里谷さんが手がけたことからでした。
この時に2人は会話を重ね、意気投合し交際をスタートし、2002年9月に入籍しました。
当時、紀里谷和明さんは34歳、宇多田ヒカルさんは19歳で、年齢差は15歳。
そんな2人の結婚は、衝撃を与え祝福されました。
しかし、2007年3月。
お互いの生活のすれ違いが原因で離婚したことを発表。2人の間に子供は誕生していませんでした。
宇多田ヒカルさんは交際中から、19歳の若さで卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)を患っていました。
そんな宇多田ヒカルさんを紀里谷さんが懸命に支えていたこともあり、その姿が報道されていました。
そのため、離婚報告はとてもショックな出来事でした。
そして2010年8月、宇多田ヒカルさんは無期限の活動休止宣言。
突然の発表に寂しい思いをしました。
2013年6月に発売された女性誌『FRaU』では、紀里谷和明さんがインタビュー記事に登場しています。
当時を振り返り、離婚の理由について「彼女は若すぎた。俺は未熟だった」と明かしています。
一方で、「もし彼女の身に何かあったら、俺はなんでもする」とも語っており、離婚後も2人は良好な関係なようです。
2回目の結婚(2014~2018)
それから7年後。
2014年に、宇多田ヒカルさんは再婚をします。
2度目の結婚相手は、8歳年下のイタリア人男性フランチェスコ・カリアーノさん。
フランチェスコさんは、ロンドンで仕事をしている調理師でした。
(出典:人民日報)
出会いは、宇多田ヒカルさんが偶然訪れたバーでのことでした。
そこで当時働いていたバーテンダー、フランチェスコさんは宇多田ヒカルさんに一目惚れ。
そこから交際が始まりました。
そして2014年に2度目の結婚を果たしました。
挙式はイタリア南部のリゾート地にある教会で行われ、当日は報道陣がつめかけたそうです。
結婚後、宇多田ヒカルさんは拠点を日本からロンドンに移し、2015年には長男を出産しました。
しかし、2人の結婚生活は長く続きませんでした。
2018年に離婚。
離婚理由に関して、相手男性が金銭面で宇多田ヒカルさんに頼りきっていたためと報じられていました。
しかし、真相は分かりません。
その後は現在まで、シングルマザーとして、子育てと音楽活動を両立させています。
宇多田ヒカルさんのプロフィールと経歴
(出典:ガールズちゃんねる)
- 名前:宇多田ヒカル
- 生年月日:1983年1月19日
- 出生地:アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク
- 血液型:A型
日本の歌手、シンガーソングライター、ミュージシャン、音楽プロヂューサー、作詞、作曲、編曲家として幅広く活動。
現在は、芸能事務所「U3MUSIC」とソニー・ミュージックレーベルズの社内レコードレーベル「エピックレコードジャパン」に所属
愛称:ヒッキー
- 父:宇多田照實(音楽プロデューサー)
母:藤圭子(歌手)
経歴
幼少期からアメリカと日本を行き来して育つ、音楽家の両親の影響もあり、音楽の英才教育を受けて過ごしたことから、11歳で作詞・作曲に目覚める
- 1998年末、15歳でデビュー
- 1stシングル「Automatic」は、ダブルミリオンの大ヒットを記録
- 1stアルバム「First Love」は、累計売上枚数765万枚を超え、日本国内のアルバムセールス歴代1位
- 2ndアルバム「Distannce」では、初週売上枚数が歴代1位となる300万枚を記録している
- 2007年にリリースされた「Flaver Of Life」は、当時のデジタルシングルのセールスにおいて、世界1位を記録
- 2000年・2003年には、日本ゴールドディスク大賞「アーティスト•オブ•ザ•イヤー」を受賞
- 2010年に、活動休止を発表。
- 2016年に活動を再開、復帰作「Fantôme」は、本年のBillboard JAPANの年間総合アルバムチャートで1位を獲得
- 2018年には第69回芸術選奨大衆芸能部門にて、「新人賞」を受賞。
2024年現在までに、「First Love」「Distance」をはじめとした5作品が、オリコンまたはBillboard JAPANの年間アルバムチャートで1位になっている
またYouTubeチャンネル「Hikaru Utada」ではチャンネル登録者数は210万人を超え、MVの再生回数は1億回を超えている。
まとめ
宇多田ヒカルさんは、今もなお世界中のファンを惹きつける存在です。ロンドンを拠点に活動しながら、母としての顔も持ち、音楽と子育てを両立させています。
私自身、彼女の曲を聴くたびに人生の節目に寄り添ってもらったような気持ちになります。デビュー当時の圧倒的な歌声から、今の深みのある歌詞まで、どの楽曲にも彼女の歩んできた人生が映し出されていますよね。
結婚や離婚といった大きな出来事も、彼女の音楽に強さと優しさを与えてきたのだと思います。
これから先も進化を続ける宇多田ヒカルさんが、どんな新しい音楽を届けてくれるのか、本当に楽しみでなりません。